[Pandas]リストからDataFrameを作成[Python]

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アイキャッチ Python

この記事は、下記のような悩みを抱えている方におすすめです。

  • Pandasでリスト(配列)からDataFrameを作成する方法が知りたい
  • 配列のどの要素が、どこに配置されるのか知りたい

【著者情報】
Python歴3年。
入社2年目の春に先輩が突然トンズラし、業務を半分肩代わりするハメに…。
今までの1.5倍の仕事をこなせるはずもなく、苦しむ毎日。
業務効率化を模索中にPythonと出合う。
業務とPythonの相性が良く、2倍以上の効率化を実現。現在も効率化を進行中。

※わかりやすさを重視しております。厳密には解釈が異なる場合がありますことをご了承ください。

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PandasでリストからDataFrameを作成

全コード・実行見本

import pandas as pd

list1 = ['A1', 'A2', 'A3']
df1 = pd.DataFrame(list1)

list2 = [['A1', 'B1', 'C1'], ['A2', 'B2', 'C2'], ['A3', 'B3', 'C3']]
df2 = pd.DataFrame(list2)

print(df1)
print(df2)
【実行見本】
0
0 A1
1 A2
2 A3

0 1 2
0 A1 B1 C1
1 A2 B2 C2
2 A3 B3 C3

【出力イメージ】

見本
見本

事前準備

  • Pandasのインストール

Pandasのインストール方法

Pandasを初めて使用する場合は、下記コードを入力・実行して、インストールしてください。

pip install pandas

Pandasを使用したことがある場合は、このインストール作業は不要です。

解説

DataFrameを作成するには、「Pandas」のインポートが必要です。

import pandas as pd

上記一文を記述して、「Pandas」をインポートしてください。
「as pd」の部分は、下記記事で解説しておりますので割愛します。

下記の3つを解説いたします。

  • 配列(リスト)を用意する
  • 一次元配列からDataFrameを作成
  • 二次元配列からDataFrameを作成

配列(リスト)を用意する

まずは配列(リスト)を用意しましょう。

配列は変数が集まったようなものです。
変数は要素(中身)を1つしか持てませんが、
配列は複数の要素を持つことができます。

<テンプレ>
【 配列 = [要素A, 要素B, 要素C, ・・・] 】

配列には「一次元配列」と「二次元配列」があります。

一次元配列からDataFrameを作成

list1 = ['A1', 'A2', 'A3']
df1 = pd.DataFrame(list1)

「一次元配列」は上記「list1」のような配列です。
一次元なので、縦横どちらか一方という意味なのですが、後ほどわかります。

では上記コードを実行して、DataFrameを作ってみましょう。

【実行結果】
0
0 A1
1 A2
2 A3

【出力イメージ】

見本

配列の要素が、列方向に配置されています。
一次元配列の要素は、このように配置されますのでご注意ください。

二次元配列からDataFrameを作成

list2 = [['A1', 'B1', 'C1'], ['A2', 'B2', 'C2'], ['A3', 'B3', 'C3']]
df2 = pd.DataFrame(list2)

「二次元配列」は上記「list2」のような配列です。
なんだかごちゃごちゃしていますね…。
こちらも実行結果を見るとわかります。

【実行結果】
0 1 2
0 A1 B1 C1
1 A2 B2 C2
2 A3 B3 C3

【出力イメージ】

見本

二次元配列の1つ目のカギカッコ([‘A1’, ‘B1’, ‘C1’])は行方向に配置されています。
次のA2は列方向に配置され、あとは繰り返しです。

【列名(タイトル名)を変更するには】

実行結果を見ていただくとわかると思いますが、列名(タイトル名)が「数字の連番」になっています。
これだとわかりにくいと思う場合は、列名を変更してみましょう。
列名を変更する方法は下記記事にて解説しております。

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最後に

PandasでリストからDataFrameを作成する方法を解説いたしました。

DataFrameを作成するには「pd.DataFrame」を使うというのを頭の片隅に置いておいてください。

当ブログでは、Pythonに関する情報を配信しております。
この記事がわかりやすいと感じた方は、他の記事も読んでいってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!

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