WAFとは?仕組み・役割・ファイアウォールとの違いを図解で初心者にもわかりやすく解説

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専門用語
  • 「WAF」ってよく聞くけど何をするものなの?
  • また難しそうな用語が出てきたなぁ…
  • WAFはWebサイトに必要なの?

上記のようなことをお考えでしたら、このまま読んでいってください。
この記事では、「WAF」に関する下記の内容をわかりやすく解説いたします。

  • 「WAF」とは何か
  • 「WAF」の仕組み
  • 「WAF」の導入方法
  • 防げる攻撃の種類
  • ファイアウォールとの違い

※わかりやすさを重視しております。厳密には解釈が異なる場合がありますことをご了承ください。

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WAFとは?

WAFとは?

「WAF(ワフ)」とは、WebサイトやWebアプリケーションを狙ったサイバー攻撃から守るためのセキュリティ対策です。

WAFは「Web Application Firewall(Webアプリケーションファイアウォール)」の略称で、ホームページやネットショップ、会員サイトなどへの悪意あるアクセスを監視し、不正な通信を自動でブロックします。

近年は企業だけでなく、個人ブログやWordPressサイトも攻撃対象になるケースが増えているため、WAFの重要性が高まっています。

WAFは何を守るの?

WAFが守る対象は、WebサイトやWebアプリケーションです。
例えば、次のようなサービスを保護できます。

  • 企業のホームページ
  • ECサイト(ネットショップ)
  • WordPressブログ
  • 会員制サイト
  • 予約システム
  • 問い合わせフォーム

これらのサービスはインターネット上で公開されているため、世界中からアクセスできます。
その一方で、不正アクセスを試みる攻撃者からも狙われる可能性があります。

WAFは、そうした攻撃を入り口で防ぐ「警備員」のような役割を果たします。

身近な例で説明すると?

WAFは「建物の受付」に例えるとイメージしやすいでしょう。

WAFを身近な例で説明すると?

建物では、受付スタッフが来訪者を確認し、不審者の立ち入りを防ぎます。

同じように、WAFはWebサイトへ送られてくる通信をチェックし、安全なアクセスだけを通します。不審な通信は遮断するため、Webサイトを安心して運営できます。

なぜWAFが必要なの?

インターネット上には、自動でWebサイトを攻撃するプログラムが数多く存在します。
攻撃者は次のような目的でWebサイトを狙います。

  • 個人情報の盗難
  • クレジットカード情報の窃取
  • サイトの改ざん
  • サービス停止
  • ランサムウェア感染

攻撃は24時間365日行われており、大企業だけでなく個人サイトも例外ではありません。

そのため、「狙われないだろう」と考えるのではなく、「いつ攻撃されてもおかしくない」という前提で対策することが重要です。

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WAFの仕組み

WAFの仕組み

WAFは、利用者とWebサーバーの間で通信内容を確認します。
通信の内容を分析し、「危険な命令」や「攻撃でよく使われるパターン」が含まれていないかをチェックします。

もし危険と判断された場合は、その通信をサーバーへ届けず、途中で遮断します。
つまり、Webサイトに危険なアクセスが届く前にブロックできるのがWAFの大きな特徴です。

シグネチャとは?

WAFでは、「シグネチャ」というルールを利用して攻撃を検知します。
シグネチャとは、「署名」や「特徴」を意味する言葉で、過去に確認された攻撃の特徴をまとめたデータです。

例えば、わたしやあなたは人間として特徴があります。
(「陽気」「穏やか」「ケーキが好き」「ピーマンが嫌い」など)
サイバー攻撃も同じで、このアクセスはこういう攻撃をする可能性があるというパターンが存在し、それをまとめたものだと思ってください。

例えばシグネチャには、

  • SQLインジェクションでよく使われる文字列
  • XSSで使われるスクリプト
  • 不正なURLパターン

などが登録されています。

WAFは通信内容とシグネチャを照らし合わせ、危険と判断した場合にブロックします。

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WAFで防げる代表的な攻撃

SQLインジェクション

SQLインジェクションとは、データベースを不正に操作しようとする攻撃です。

ブロックできないと、

  • 個人情報の流出
  • 会員情報の改ざん
  • パスワードの窃取

などにつながる可能性があります。

クロスサイトスクリプティング(XSS)

XSS(クロスサイトスクリプティング)は、悪意あるJavaScriptなどのプログラムをWebページへ埋め込み、利用者に実行させる攻撃です。

これにより、Cookie(ログイン情報などを保存する仕組み)の盗難や、偽サイトへの誘導などが行われる恐れがあります。

OSコマンドインジェクション

サーバーで実行されるコマンドを不正に操作しようとする攻撃です。
成功すると、サーバー内のファイル削除や情報漏えいなどの被害が発生する可能性があります。

ディレクトリトラバーサル

本来は閲覧できないファイルへアクセスしようとする攻撃です。
設定ファイルや重要な情報が漏えいする原因になります。

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WAFとファイアウォールの違い

よく混同されますが、WAFとファイアウォールは守る対象が異なります。

項目WAFファイアウォール
守る対象Webアプリケーションネットワーク全体
防ぐ攻撃SQLインジェクション、XSSなど不正アクセス、ポート攻撃など
通信内容の解析行う基本的には行わない

つまり、下記のようなイメージです。

  • ファイアウォール:建物の外門を守る警備員
  • WAF:建物の受付で来訪者を確認する受付担当

両方を組み合わせることで、より高いセキュリティを実現できます。

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WAFの種類

WAFの種類

WAFには主に3つの種類があります。

クラウド型

インターネット経由で利用するタイプです。

  • 導入しやすい
  • 初期費用が少ない
  • 保守が簡単

現在は最も利用されている方式です。

ソフトウェア型

サーバーへソフトウェアをインストールして利用します。
自由度が高い一方で、管理には専門知識が必要です。

アプライアンス型

専用機器を設置して利用するタイプです。
大規模な企業で採用されることが多く、高性能ですが導入コストは高めです。

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WAFの導入方法

クラウド型のWAFは、レンタルサーバー契約時や契約後に導入するかを選択できる場合があります。
また、レンタルサーバーによっては標準でWAFを搭載しているところもありますので、契約会社に確認してみてください。

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WAFを導入するメリット・デメリット

WAFを導入すると、次のようなメリットがあります。

  • Webサイトへの攻撃を自動で防げる
  • 情報漏えいのリスクを減らせる
  • WordPressなどの脆弱性を補完できる
  • 24時間365日監視してくれる
  • Webサイト運営者の負担を軽減できる

便利なWAFですが、注意点もあります。

  • 導入や運用に費用がかかる
  • 正常なアクセスを誤って遮断することがある(誤検知)
  • 新しい攻撃に対応するため、ルールの更新が必要

これらを理解したうえで、自社やサイトの規模に合ったWAFを選ぶことが大切です。

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WordPressサイトでもWAFは必要?

WordPressは世界中で利用されている人気のCMS(Webサイトを簡単に作成・管理できるシステム)です。
利用者が多い分、攻撃者から狙われる機会も多くなります。

レンタルサーバーによっては標準でWAFが提供されている場合もありますので、設定画面で有効になっているか確認しておくと安心です。

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よくある質問(FAQ)

WAFとは簡単にいうと?

Webサイト専用のセキュリティ対策です。不正な通信を検知し、自動でブロックします。

ファイアウォールだけでは十分ですか?

ファイアウォールはネットワーク全体を守りますが、Webアプリケーションへの攻撃には十分対応できません。
Webサイトを運営する場合は、WAFとの併用が推奨されます。

個人ブログでも必要ですか?

はい。個人ブログでも自動攻撃の対象になることがあります。
レンタルサーバーのWAFを有効にしておくと、セキュリティ向上につながります。

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まとめ

WAFは、WebサイトやWebアプリケーションを狙った攻撃から守るための重要なセキュリティ対策です。
特に、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)など、Web特有の攻撃を防ぐ役割があります。

また、ファイアウォールとは役割が異なるため、どちらか一方ではなく、組み合わせて利用することでより強固なセキュリティを実現できます。

企業サイトはもちろん、WordPressブログやECサイトを運営している方も、WAFを正しく理解し、適切に活用して安全なWeb運営を目指しましょう。

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