TLSとは?初心者向けにSSLとの違いや仕組みをわかりやすく解説

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専門用語
  • SSLと併せて「TLS」というのもよく聞くけど、これって何?
  • TLSとSSLはどう違うの?

上記のようなことをお考えでしたら、このまま読んでいってください。
この記事では、下記の内容をわかりやすく解説いたします。

  • TLSとは何か
  • TLSとSSLの違い
  • TLS通信の仕組み
  • HTTPSとの関係
  • TLS1.2とTLS1.3の違い

※わかりやすさを重視しております。厳密には解釈が異なる場合がありますことをご了承ください。

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TLSとは?

TLS(Transport Layer Security)とは、インターネット通信を暗号化して安全にやり取りするためのプロトコルです。

TLSを簡単に言うと、「通信内容を第三者から見えないように保護する仕組み」といったところでしょうか。
例えば、下記のような情報を安全に送受信する際に利用されています。

  • ログインID・パスワード
  • クレジットカード情報
  • 個人情報
  • メール内容

現在のWebサイトで使われている「HTTPS」通信は、このTLS技術によって守られています。

TLSをわかりやすく例えると?

TLSをわかりやすく例えると?

TLSは「封筒付きの手紙」に例えると理解しやすいです。

  • 暗号化されていない通信 = ハガキ(誰でも内容を見られる状態)
  • TLSで暗号化された通信 = 封筒に入った手紙(途中で見られても内容がわからない)

つまりTLSは、「インターネット上の通信を秘密の封筒で守る技術」と言えます。

TLSの役割

TLSの役割

TLSには主に3つの役割があります。

  1. 通信内容の暗号化
  2. 改ざん防止
  3. なりすまし防止

1. 通信内容の暗号化

第三者が通信を盗み見ても内容を読めなくします。

2. 改ざん防止

通信途中でデータを書き換えられていないか確認できます。

3. なりすまし防止

本物のWebサイトかどうかを証明します。

TLSはなぜ重要なのか?

もしTLSがなければ、以下のような問題が起こりやすくなります。

  • パスワード盗聴
  • 個人情報漏洩
  • クレジットカード情報流出
  • 偽サイト被害

そのためTLSは、「現代インターネットの安全を支える重要技術」と言えます。

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TLSとSSLの違い

「TLS」と「SSL」は混同されやすいですが、現在はTLSが正式な技術です。

項目SSLTLS
正式名称Secure Sockets LayerTransport Layer Security
状態古い規格現在の主流
安全性脆弱性あり改善済み
使用状況非推奨現在利用中

現在でも「SSL証明書」という言葉は残っていますが、実際にはTLSが使われています。
つまり、「SSLの進化版がTLS」と考えるとわかりやすいです。

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TLSとHTTPSの関係

HTTPSとは、「HTTP」と「TLS」を組み合わせた通信方式です。

  • HTTP → 通常通信
  • HTTPS → TLSで暗号化された安全通信

当サイトなど、URL欄に表示される「鍵マーク」は、TLSによって通信が保護されている証拠です。

URL欄に表示される「鍵マーク」は、TLSによって通信が保護されている証拠
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TLS通信の仕組み

TLS通信は、主に次の流れで行われます。

  1. 接続開始
  2. ハンドシェイク
  3. 暗号化通信開始

TLSハンドシェイクとは?

TLS通信開始前に行われる「安全確認作業」をTLSハンドシェイクと呼びます。
この段階で、以下の確認や処理などが実施されます。

  • サーバー認証(TLS証明書の確認)
  • 暗号方式の決定
  • 共通鍵生成

この仕組みによって、安全な通信が実現されています。

TLS証明書とは?

TLS証明書とは、「そのWebサイトが本物であることを証明する電子証明書」です。
一般的には「SSL証明書」と呼ばれることもあります。

代表的な認証局には以下があります。

  • DigiCert
  • Let’s Encrypt
  • GlobalSign

TLS1.2とTLS1.3の違い

現在主流なのは「TLS1.2」と「TLS1.3」です。

項目TLS1.2TLS1.3
公開年2008年2018年
通信速度普通高速
安全性高いさらに高い
非推奨暗号一部使用可能多く廃止

TLS1.3では古い暗号方式が削除され、より高速かつ安全になっています。

TLSが使われている例

TLSはさまざまなサービスで利用されています。

  • Webサイト
  • オンラインショッピング
  • メール
  • VPN
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TLSのメリット・デメリット

メリット

セキュリティ向上

通信盗聴を防止できます。

ユーザー信頼向上

HTTPS対応サイトは安心感があります。

SEO効果

検索エンジンはHTTPSサイトを優遇する傾向があります。

デメリット

導入設定が必要

証明書設定などの作業が必要です。

わずかに通信負荷が増える

暗号化処理の分だけ負荷があります。
ただし現在の環境ではほぼ問題ありません。

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よくある質問(FAQ)

Q. TLSとSSLは同じですか?

A. 厳密には違います。現在主流なのはTLSで、SSLは古い規格です。

Q. HTTPSなら安全ですか?

A. TLSによって通信は暗号化されていますが、サイト自体が安全とは限りません。

Q. TLS1.0や1.1は使えますか?

A. 現在は脆弱性の問題から非推奨です。

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まとめ

TLSとは、インターネット通信を暗号化して安全にする技術です。
現在のHTTPS通信では欠かせない存在であり、下記のような重要な役割を担っています。

  • 通信盗聴防止
  • 改ざん防止
  • なりすまし防止

また、「SSLの後継技術」と理解すると初心者でもわかりやすいでしょう。
Webサイト運営者だけでなく、一般ユーザーにとってもTLSは現代インターネットを支える重要な仕組みです。

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