- プログラミングを始めたけど、なんだか苦手になってきた…
- プログラミングを続けたいけど、自分は苦手なのかな…
- 苦手なプログラミングを克服したい
このように感じる人は少なくありません。
この記事では、苦手と感じる人を手助けする下記の内容をお伝えします。
- プログラミングが苦手と感じる理由がわかる
- 苦手なプログラミングを克服する方法がわかる
- 苦手意識を克服するためのコツを知れる
この記事を見終わったら、あなたも少しずつ自信を持ってプログラミングに取り組めるようになるはずです。
それでは、プログラミング歴10年の私が、できるだけわかりやすく解説いたします。
プログラミングが苦手と感じる5つの理由
まずは「プログラミングが苦手」と感じる理由を見ていきましょう。
- 複雑なロジックに戸惑う
- コードが思うように書けない
- 学習方法がわからない
- エラーが出て萎える
- 継続できないモチベーションの低下
1つ1つ解説していきます。
複雑なロジックに戸惑う
プログラミングをしていると、ループや条件分岐といったロジックが理解できずに悩むことが多くあります。
特に初心者の方にとっては、頭で思い描く通りにコードを組み立てるのが難しく、混乱してしまうことがほとんどです。
実現したいことを一気に考えると、複雑になってついていけません。
「ループ」「条件分岐」など、ロジックを細かく分けて、1つ1つコードを書いていきましょう。
細かく分けていくことで、案外単純なロジックになっていることも多いです。
コードが思うように書けない
- コードのスペルが思い出せない
- 引数に何を入れていいのか忘れてしまった
このような経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
コーディングのスキルは経験が必要ですが、最初は失敗することが当たり前です。
メモを活用し、得た知識を書き溜めるようにしましょう。
忘れたら、そのメモからコピペするだけでOKです。
学習方法がわからない
独学で学ぼうとしても、どこから手をつけていいかわからず、結局手が止まってしまう人も多いです。
自分に合った教材や学習スタイルを見つけられないと、どんどん苦手意識が強くなります。
- 文字を読むのが苦手なら動画で学習する
- 自分のペースを保ちたいならスライドで学習する
などのように、まずは自分の性格を把握し、相性の良い学習方法を探してみてください。
独学をサポートした記事がありますので、ご参考ください。
エラーが出て萎える
苦労して書いたコードを実行したら、よくわからないエラーが出てしまった…。
プログラミングで一番萎える瞬間かもしれません。
しかしながら、プログラミングにエラーはつきものです。
気持ちを切り替えて、解決法を探しましょう。
エラー文をよく読めば、おおむね原因や対処法を絞ることができます。
エラー内容をGoogleで検索するのも1つの方法です。
エラーを恐れず挑戦する姿勢が大切です。
継続できないモチベーションの低下
プログラミングは1日2日で身につくものではありません。
挫折してしまう原因の一つに、長期的な学習に対するモチベーションを維持する難しさがあります。
教材の順番どおりに学習するのが一般的ですが、思い切って興味のあるところから覗いてみるのも1つの手です。
プログラミングの楽しさが実感できれば、モチベーションを保てます。
興味のある部分が今すぐに理解できない内容だったとしても、夕食で最後に残したハンバーグのように、楽しみをとっておけます。
これまで、プログラミングが苦手と感じる理由をお伝えいたしました。
ここからは、苦手を克服するポイントを紹介していきます。
苦手意識を克服するための5つのポイント
- 簡単なプログラムから始める
- 無理せずマイペースに進める
- わかりやすい教材を見つける
- コミュニティに参加してみる
- わからない時は思い切ってスルーする
以上の5つです。
1つ1つ見ていきましょう。
簡単なプログラムから始める
最初から難しいことに挑戦しなくても大丈夫です。
簡単な計算プログラムや、画面に文字を表示するプログラムなどから始めてみましょう。
画面に「Hello, World」と表示するだけでも構いません。
1つクリアできたら、徐々に難易度を上げましょう。
小さな成功体験を積むことで、自信をつけることができます。
そうすることで、いつの間にか難しいプログラムも作れるようになります。
無理せずマイペースに進める
「周りと比べず、自分のペースで進めることが大事です」と言われますが、本当にその通りです。
無理に時間を作ってプログラミングをするのではなく、自分に合った頻度で学習を続けましょう。
時にはゆっくりと時間をかけて習得するのも大切なことです。
焦らず自分の気持ちと相談しながら、プログラミングを続けてください。
わかりやすい教材を見つける
オンラインの学習サイトを利用することで、わかりやすい解説を見ることができます。
特に「入門編」など、初心者向けの教材を選ぶと、基礎からしっかりと学ぶことができます。
オススメのサイトとして、ProgateやUdemyなどがあります。
コミュニティに参加してみる
プログラミング界隈では、同じように悩む人が集まるコミュニティや勉強会があったりします。
これらに参加することで、質問をしたり、モチベーションを共有したりできます。
仲間と一緒なら、苦手意識も少しずつ和らぐことでしょう。
teratail(テラテイル)やYahoo!知恵袋などの「質問掲示板」で質問してみるのも有効です。
1人で悩まず、賢人の助けを借りましょう。
わからない時は思い切ってスルーする
学習を進める中で、「わからない」「理解できない」という状況は必ず訪れます。
わからないものを無理に理解しようとすると、時間だけが過ぎていき、焦りなどの嫌な気持ちが増幅してきます。
理解しようとする姿勢はすばらしいのですが、「わからないものはわからない」と割り切ってスルーするのも1つの手てす。
別のところを学習している間に自分のレベルが上がり、理解できる日が来ます。
理解できないことに悩んでいる方はこちらの記事もご参考ください。
プログラミングを続けるためのコツ
- 完璧を目指さない
- 小さな目標を設定する
- 休憩を大事にする
このあたりを意識しましょう。
1つ1つ解説していきます。
完璧を目指さない
最初からすべてを理解しようとするのはやめましょう。
わからないところは後回しにして、できることから進めるのがポイントです。
テストなどでも70点が合格ラインですよね。
70%ほど理解できたら、先に進みましょう。
小さな目標を設定する
最終的な目的や目標も大事ですが、まずは直近の小さな目標を立てましょう。
「今週中に1章を終わらせる」「明日までに練習問題をクリアする」など、無理のない範囲で計画してみてください。
小さな目標でも達成できた時の喜びは大きいです。この喜びがさらなるモチベーションを生み出します。
例えば「1週間で1つのプログラムを作る」など、達成可能な目標を立てていくと、モチベーションを維持しやすくなります。
休憩を大事にする
疲れた時は無理をせず、休むことも大切です。
リフレッシュしてから学習を再開すれば、頭も冴えて効率が上がります。
最後に:マイペースが大事
プログラミングが苦手だと感じるのは、決して特別なことではありません。
多くの人が同じような壁にぶつかり、そして乗り越えています。
まずは自分のペースで学習を進め、少しずつ自信をつけていきましょう。
苦手意識を克服して、新たなスキルを手に入れるための一歩を踏み出してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!