openpyxlは何ができる?Pythonでエクセル自動化!業務効率爆上げ術

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Python
  • openpyxlをインストールしたけど、何ができるのか知りたい

このように考えている方は必見です。
この記事では、下記のような情報をお伝えします。

  • openpyxlの主要な機能と実用例がわかる
  • 実際にPythonコードを使ったエクセル操作の基本が学べる
  • 業務自動化で役立つ応用例を知ることができる

Python歴3年の私が、できるだけわかりやすく解説いたします!

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openpyxlで何ができる?

見本

openpyxlとは、Pythonでエクセルファイルを操作できる強力なライブラリです。
特に、「エクセルのデータを自動で処理したい」「複数のエクセルファイルを効率的に扱いたい」といったニーズに最適です。
エクセルの自動化が実現できれば、業務効率が飛躍的にアップし、業務時間の短縮につながります。

まずは、openpyxlの基本機能を見ていきましょう。

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openpyxlの基本機能一覧

openpyxlでは、エクセル操作のほぼすべてを自動化できます。
下記は、特に代表的な基本機能です。

  • エクセルファイルの読み書き
  • データの取得・コピー
  • 書式設定
  • 数式の操作
  • グラフ作成
  • 条件付き書式
  • 入力規則

1つ1つ解説いたします。

エクセルファイルの読み書き

openpyxlでは、エクセルファイル「xlsx形式」の読み込みが簡単に行えます。
ファイルを読み込んでから特定のシートにアクセスし、データを加工・更新したり、保存ができます。
また、エクセルファイルの新規作成も行うことができ、既存のファイルが無くとも思い通りのデータを作りすことができます。

データの取得・コピー

特定のセルや範囲データを取得・コピーすることができます。
例えば、特定のシート内で「A1」セルのデータを取得して、別シートや別ブックにコピーすることが可能です。

書式設定

文字のフォント・文字色、セルの背景色、罫線などを設定できます。
表を強調表示したり、重要なデータを目立たせる書式設定も簡単です。

数式の操作

エクセル上の数式もopenpyxlで扱うことができます。
セルに数式を設定し、エクセルでの再計算を実現できます。

グラフ作成

openpyxlには、データから自動でグラフを作成する機能も備わっており、データの可視化に役立ちます。

条件付き書式

特定の条件に基づいてセルの書式を変更できます。
例えば、「セルの値がマイナスのときに文字色を赤くする」といった設定が可能です。

入力規則

数値のみや長さ制限の文字列など、入力できる値を制限することができます。
制限を超える値が入力された場合、エラーメッセージを表示させることも可能です。

続いて、openpyxlを使った簡単なサンプルコードを見ていきましょう。

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基本的な使い方とサンプルコード

見本

以下に、openpyxlの基本的な使い方をコード付きで解説します。

サンプルコード 1:エクセルファイルの読み込みとデータの取得

まずは、エクセルファイルを開いてデータを読み取る基本の流れです。

import openpyxl

# エクセルファイルを読み込み、シートを取得
wb = openpyxl.load_workbook('sample.xlsx')
ws = wb.active

# セルの値を読み取る
value = ws['A1'].value
print(f"A1の値: {value}")

詳しい解説は下記記事をご参考ください。

サンプルコード 2:新しいエクセルファイルの作成と保存

2つ目は、エクセルファイルを新規作成して保存するコードです。

import openpyxl

# 新規ワークブックの作成
wb = openpyxl.Workbook()
ws = wb.active

# A1セルに文字を入力
ws['A1'] = 'Hello, openpyxl!'

# ファイルの保存
wb.save('C:/sample/new_sample.xlsx')

詳しい解説は下記記事をご参考ください。

次に、実践で使えるopenpyxlの応用例を紹介いたします。

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業務で使えるopenpyxlの応用例

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openpyxlを使った自動化の具体例を紹介します。
これにより、業務効率が向上する場面が増えます。

  • データのバッチ処理
  • 帳票作成の自動化
  • データの可視化

データのバッチ処理

大量のデータを一括で処理するための方法です。
たとえば、A列の全てのセルに対して「円」単位を追加したり、特定の範囲を抽出して別シートに移す処理が可能です。

帳票作成の自動化

例えば、毎日の売上データをもとに日次報告書を作成するテンプレートを準備し、openpyxlで自動入力・保存する方法です。

データの可視化

条件付き書式とグラフ生成を組み合わせて、売上データの推移をグラフ化し、異常値に色を付けて強調表示することで、視覚的なデータ分析が可能です。

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よくある質問

openpyxlで操作できるファイル形式は?

openpyxlは、xlsx形式のみ対応しています。
xls形式は読み込めないのでご注意ください。

pandasやxlwingsとどう違う?

pandasはデータ分析に特化しており、大量のデータを効率的に扱える点が特徴です。
xlwingsはエクセルを直接操作できるため、VBAのようにマクロを含むファイルの操作が可能です。
用途に応じて使い分けてください。

openpyxlでマクロを扱うことは可能?

残念ながら、openpyxlはマクロには対応していません。
マクロが含まれるエクセルァイルを扱う場合は、xlwingsなどの別のライブラリを検討してください。

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最後に:今日から業務効率爆上がり

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openpyxlを使えば、エクセルの読み書きやスタイル設定、データ分析などがPythonで自在に行えるため、業務効率を大幅に改善できます。
この記事を参考に、openpyxlの基本的な使い方を押さえ、ぜひ業務での活用を検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!

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