- プログラミングに興味があるんだけど、何から始めれば良いのか分からない
- プログラミングを始める手順を知りたい
- プログラミングは難しそうだから、わかりやすく教えてほしい
このように考えている人は少なくありません。
プログラミングは難しいイメージがあるかもしれませんが、
初めの一歩を踏み出せば意外と楽しさを感じられるものです。
この記事では、プログラミングを初めて学ぶときに知りたい下記のような情報をお伝えいたします。
- プログラミングを始める手順がわかる
- よりわかりやすくプログラミングを学べる教材を知れる
- プログラミングの魅力がわかる
プログラミング歴10年の私が、できるだけわかりやすく解説いたします。
プログラミング学習を始める手順
まずは一番知りたい「プログラミング学習を始める手順」を紹介いたします。
手順は下記の4つです。
- ステップ1:事前準備(必要なもの)
- ステップ2:目的を決める
- ステップ3:言語を選ぶ
- ステップ4:学習方法を探す
1つ1つ解説いたします。
ステップ1:事前準備(必要なもの)
プログラミングに必要なものは、インターネットに接続された「パソコン1台」だけです。
- 「Windows」「Mac」どちらでもOK
- 「デスクトップパソコン」「ノートパソコン」どちらでもOK
- パソコンのスペックは基本的に何でもOK
アプリやゲームを作る場合は、将来的にハイスペックパソコンが必要になると思います。
しかしながら、プログラミングに慣れた段階で買い替えても遅くはありません。
私のオススメは「Windows」の一般的な「ノートパソコン」です。
Windowsの方がソフトや周辺機器が充実しているため、困ることが少ないと思います。
また、ノートパソコンの方が持ち運びできるため、別の部屋や外出先で作業する時に便利です。
価格はお財布と相談してください。
ただし、今お持ちのパソコンがあれば、それでOKです。
では次の「ステップ2」に移りましょう。
ステップ2:目的を決める
プログラミングを学ぶ前に、まずは「何のためにプログラミングを学ぶのか」を考えましょう。
- 就職や転職、副業のため
- Webサイトを運営したいため
- アプリを作って公開したいため
- 業務効率化のため、自動化ツールを作りたいため
上記のように目的が明確であれば、挫折しにくくなります。
併せて、プログラミングで「作りたいもの」があれば決めておきましょう。
作りたいものによって、次のステップの内容が異なってきます。
- 趣味サークルのようなWebサイトを作りたい
- ゲームアプリを作りたい
- 毎日の業績をまとめるツールを作りたい
作りたいものが無ければ、とりあえず「Webサイトを作りたい」としましょう。
途中で変えてもOKです。
作りたいものが決まったら、次の「ステップ3」に移りましょう。
ステップ3:言語を選ぶ
プログラミングには、プログラミング言語というのが存在します。
「日本語」「英語」のようなものだと思ってください。
日本人には日本語しか通じないのと同じで、プログラミングではプログラミング言語しか通じません。
また、プログラミング言語は1種類ではなく、何種類も存在します。
「日本語」「英語」「フランス語」「ドイツ語」のようなものだと思ってください。
「日本人なら日本語」「アメリカ人なら英語」などのように、作りたいものによって、このプログラミング言語が異なります。
ほんの一例ですが、作りたいものと言語を紐づけしましたので、ご参考ください。
- アプリ作成:Kotlin(Android)、Swift(iOS)
- Webサイト作成:HTML・CSS
- 業務効率化:Python
ここに無い場合でも、「○○(作りたいもの) プログラミング 言語」などでgoogle検索すると出てきます。
自分の作りたいものに合った言語名を覚えておきましょう。
言語がわかったら、最終の「ステップ4」に移りましょう。
ステップ4:学習方法を探す
プログラミングを学ぶ方法には、無料で使えるオンライン教材や有料のプログラミングスクールなどがあります。
- 本: パソコンを起動しなくても学べるのが魅力です。まずは初心者向けの本を選ぶと良いでしょう。
- オンライン教材: 学習サイト、YouTubeで学習可能。自分のペースで進められるのが魅力です。
- プログラミングスクール: 短期間で効率よく学べる反面、コストがかかるので目的に合わせて選びましょう。
いろいろあるため、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
自分に合った学習方法があるため、いろいろなものを試すのがベストです。
しかしながら、時間も費用もかかってしまいます。
そこで、私のオススメの学習方法を紹介いたします。
初心者にオススメの学習教材
それはズバリ、学習サイトを利用する方法です。
学習サイトはインターネット上でプログラミング学習ができるサイトです。
自分の好きなタイミングで、好きなだけ学習ができます。
なぜオススメかというと、ほとんどのサイトは初心者に優しく設計されているからです。
今回は特にオススメの学習サイトを3つ紹介いたします。
- Progate:初心者向けのオンラインプログラミング学習サービス。
- ドットインストール:約3分ほどの動画で学べるため、スキマ時間に学習できる。
- Udemy:実践的なプロジェクトベースの学習コースが豊富。
サイト内にはズラズラっといろいろなレッスンが表示されており、選ぶことができます。
どのレッスンを選べばいいのかは、作りたいものによって異なります。
「作りたいもの」と、それに対応する「言語」が書かれたレッスンを選んでください。
あとはレッスンどおりに進めていけばOKです。
ソフトをインストールするなど、パソコンの環境を整える必要がありますが、レッスン内で説明してくれる場合がほとんどです。安心してください。
レッスン自体もわかりやすく、初心者でも理解しやすい内容になっています。
前項でもお伝えしましたが、学習方法は「自分に合う合わない」があります。
今回オススメした学習サイトもそれぞれ特徴が違うため、自分に合うか合わないか、ひとまず試してみてください。
ここまでプログラミングを始める手順を紹介いたしました。
ちょっと物足りないと思う方のために、プログラミングの魅力について解説していきます。
プログラミングの魅力
長くなるため、ざっくり解説いたします。
プログラミングを始めるメリット
まずはプログラミングを始めるメリットを紹介いたします。
- 論理的思考が鍛えられる
- 問題解決能力が身に付く
- 転職や副業に活かせる
論理的思考とは、「直感」や「感覚」を信じて結論を出すのではなく、「根拠」に基づき、道筋を立てて考えることを言います。
プログラミングを学ぶことで、「どういう順番で処理するのか」「どういった条件で分岐させるのか」などといった論理的な思考を身に付けることができます。
また、プログラミングは思い通りに動作しないことがあり、「どこが悪いのか」「どのように直せばいいのか」など、問題解決能力も併せて身に付きます。
加えて、プログラミングスキルを身に着けることで、ソフトウェア会社への転職や、サイト制作の副業などにも活かせるため、学んでおいて損は無いスキルと言えます。
プログラミングの楽しさ
- 問題解決の達成感
- 自分の思考を形にできる
- 学びが続く成長の楽しみ
下記記事にて詳しく解説しております。ご参考ください。
プログラミングを続けるコツ
- 毎日少しずつ進める
- 小さな成功体験を積む
- コミュニティに参加する
毎日少しずつ進める
継続が力になるので、1日15分でもいいのでコードを書きましょう。
ただし無理にやろうとするとストレスになり、挫折しやすくなってしまいます。
続けることも大事ですが、休むことも大切です。
小さな成功体験を積む
最初のうちは簡単なプログラムをたくさん作って実行しましょう。
画面に「Hello, World」と表示させるだけのプログラムでも、成功すれば嬉しいものです。
数多くの成功体験を積むことで、自分に自身がつき、続けたいという意欲になります。
コミュニティに参加する
どんなに優秀な人でも、「わからない」「理解できない」と思う瞬間は必ず訪れます。
問題を解決する姿勢はすばらしいのですが、無理に続けても時間だけが過ぎていきます。
そんな時は、コミュニティに参加して、賢人の力を借りましょう。
SNSやオンラインフォーラムで質問したり、同じ目標を持つ仲間と交流するのもオススメです。
よくある質問(FAQ)
- プログラミングの学習にどれくらい時間がかかりますか?
- 文系でもプログラミングを学べますか?
プログラミングの学習にどれくらい時間がかかりますか?
プログラミング学習過程修了までは、平均で「200~300時間」と言われています。
1日平均1~2時間学習したとして、約半年ほどかかる計算になります。
もちろん、個人差がありますし、言語や目的によっても異なります。
文系でもプログラミングを学べますか?
はい、プログラミングは文系・理系問わず学べます。
大切なのは論理的に考える力と、継続する意欲です。
最後に:興味が沸いたら次のアクションを起こそう!
プログラミングは初めて取り組むときには難しく感じるかもしれませんが、適切な教材を使い、コツコツと学んでいけば必ず上達します。
まずは、無料のチュートリアルに挑戦してみて、プログラミングの世界を体感しましょう。
興味が出てきて「もっと学習したい」と思ったら、有料プランに切り替えることを検討してみてください。
あなたの学習が楽しく実りあるものになることを願っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!