プログラミングを勉強したいけど、コードが書けるようになるだけなのかな?
他にも役に立つスキルが身に付くのならやってみたいんだけど…。
プログラミングを学ぶことで、単にコードが書けるようになるだけではありません。
実際に身に付いた力は、仕事や日常生活にも大きな影響を与えます!
この記事では、プログラミング学習を通じて得られる具体的なスキルと、
それをどのように活かすことができるのかを詳しく解説いたします。
著者:うたたね(プログラミング歴10年の独学プログラマー)
プログラミングを学ぶと身に付く基本的な力
プログラミングを学ぶことで得られる基本的な力は以下の3つです。
- 論理的思考力
- 問題解決能力
- 結果推測力
論理的思考力
論理的思考とは、「直感」や「感覚」を信じて結論を出すのではなく、
「根拠」に基づき、道筋を立てて考えることを言います。
簡単に説明すると、「理屈っぽくなる」ようなものだと思ってください。
「理屈っぽい」というと聞こえは悪いですが、プログラミングの世界では重要です。
プログラミングは、実現したいことを小さく分解し、一つずつ解決していくプロセスです。
- どういう順番で処理するのか
- どういった条件で分岐させるのか
- 全てをまとめるためにはどうしたらいいか
こういった「論理的に物事を考える力」が自然と養われます。
これらはプログラミングの中だけではなく、日常生活でも活かすことができます。
例えば、「洗濯」→「入浴」→「食事」の順番の方が時間効率が良いなどといった具合です。
問題解決能力
プログラムを作成するときには、さまざまな問題に直面します。
例えばエラーが発生して処理が進まなかったり、予想とは違う動きになったときなどです。
これらを解決するための試行錯誤を繰り返すことで、問題解決能力が高まります。
これに関しても、ビジネスや日常生活で有効です。
例えば、「顧客を怒らせてしまった時は、まずどうするか」といった具合です。
結果推測力
要するに先を読む力です。
プログラミングは、実現したいことが決まっていて、それに向かってコードを書きます。
逆を言えば、「このコードを書くと、こういう結果になるのではないか」というような先を読む力が身に付くようになります。
日常生活では、「老けたね」と言ってしまうと怒るかもしれないから、「シブくなった」「落ち着いたね」と言うなど、コミュニケーション能力につながったりもします。
プログラミングを学ぶことで身に付く力を3つ紹介いたしましたが、ちょっと漠然としてますね…。
次項では、身に付く具体的なスキルを紹介いたします。
プログラミングがもたらす5つの具体的なスキル
プログラミングを学ぶことで身に付く、より具体的なスキルを紹介します。
- 自動化能力
- データ分析力
- 創造力
- コミュニケーションスキル
- 持続的な学習力
自動化能力
プログラミングを行うことで、日常業務を自動化できる場合があります。
例えば、エクセルの自動処理やメールの自動送信など、業務を効率化するためのスクリプトを作成できるようになります。
データ分析力
データサイエンスの基礎を学ぶことで、プログラミングを通じてデータを解析し、ビジネスの意思決定に役立てる力を養うことができます。
例えば入店客数を予測して従業員数を調整したり、売り上げの増減を分析して在庫を増やしたりなど、経費削減にも役立ちます。
創造力
創造力とは、新しいものを作り出す能力、またはその能力を発揮するスキルを指します。
プログラミングは、自分のアイデアを形にするための手段です。
新しいアプリやWebサービスを開発する力は、創造力を高めると同時に、起業や副業のチャンスを広げます。
コミュニケーションスキル
プログラミングを学ぶと、他のエンジニアやデザイナーと共同作業を行う機会が増えます。
技術的な議論を通じて、チームでのコミュニケーション能力が向上します。
持続的な学習力
プログラミングの世界は日々進化しています。
新しい技術に対応するためには、継続して学ぶ姿勢が求められます。
この持続的な学習力は、他の分野でも応用できる貴重なスキルです。
プログラミングがもたらす具体的なスキルを5つ紹介いたしました。
ここからは未来に目を向けて、これから求められるスキルを紹介いたします。
これからの時代に求められるプログラミングスキル
これからの時代に求められるスキルとして代表されるのは下記の2つです。
- AI・機械学習の基礎
- Web開発スキル
これらのスキルは、より良いキャリアを築くための大きな武器となる可能性を秘めています。
AI・機械学習の基礎
AI技術は多くの業界で需要が高まっており、既に導入している企業も少なくありません。
Pythonというプログラミング言語により機械学習の基礎を学ぶことで、ビジネスの未来を見据えたスキルを身に付けることができます。
Web開発スキル
HTMLやCSSという言語を用いたWeb開発の基礎知識は、今後も求められるスキルです。
Webアプリの開発に関わることで、デジタルサービスの提供が可能になります。
ここまで、プログラミングで身に付く力を紹介してきました。
ここからは、これらのスキルをどう活かすかについて見ていきましょう。
プログラミング学習で身に付く力をどう活かすか?
プログラミングを学んで得たスキルを、具体的にどのように活かすことができるのかを紹介します。
- キャリアアップに役立つプログラミングスキル
- フリーランスや副業での活用方法
キャリアアップに役立つプログラミングスキル
プログラミングスキルを持つことで、キャリアアップの可能性が広がります。
IT業界に限らず、ビジネスの現場でもスキルを活かせる場面が増えており、身に付けて損はありません。
特にPythonを用いたデータ分析や業務効率化スキルは、多くの企業が導入を検討しています。
フリーランスや副業での活用方法
自分のスキルを活かしてフリーランスとして活動したり、副業で収入を得る方法もあります。
特にWeb開発やデータ分析のスキルは、高い需要があります。
では、このような力を身に付けるには、どのような学習をしたらいいのでしょうか?
次項では、オススメの学習方法を紹介いたします。
プログラミング学習にオススメの学習方法
学習サイトでプログラミングを学習するのがオススメです。
学習サイトとは、オンラインでプログライングを学べるサイトのことです。
特にオススメの学習サイトを3つ紹介いたします。
- Progate:初心者向けのオンラインプログラミング学習サービス。
- ドットインストール:約3分ほどの動画で学べるため、スキマ時間に学習できる。
- Udemy:実践的なプロジェクトベースの学習コースが豊富。
どれも初心者に優しく設計されており、学習に集中できます。
最後に
プログラミングを学ぶことで得られる力は、技術力だけではありません。
思考力や問題解決能力といった多方面にわたります。
これらのスキルを身に付けることで、より豊かなキャリアと生活を手に入れることができるでしょう。
今からでも遅くはありません。プログラミング学習を始めて、未来の自分に投資してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!