何度プログラミングを始めても、途中で挫折してしまう…。
自分には向いていないのかな…。
途中で挫折する人には、ある特徴があります。
考え方や行動が関係しているのですが、
それらを変える方法も今回ご紹介いたします。
プログラミングで挫折する人の特徴を
プログラミング歴10年で挫折と再起を繰り返した私が、できるだけわかりやすく解説します。
プログラミングで挫折する人の特徴とは
プログラミングで挫折する人の特徴は、下記の7つです。
- 完全に理解しようとしている
- 基礎学習にこだわっている
- 自分のレベルに合ってないことをしている
- コピペしていない
- 全て完成させてから初めて実行する人
- 目標を決めていない
- 優先順位が低すぎる
解説の前に、まずはどういう時に人は挫折するのかを見ていきましょう。
プログラミングで挫折するのはどういう時?
私の経験も含めてですが、挫折するのは「やる気がしなくなった時」で、
細かく言えば、下記のような場合です。
- つまらないと思った時
- 理解できないと思った時
- うまく動作しない・エラーが改善しない時 など
見ただけでやる気が失せてきますよね。
では、冒頭で紹介した7つについて、やる気がしなくなる要因・改善方法を含めて解説いたします。
完全に理解しようとしている
これが一番ありがちな特徴です。
過去の私もそうでした。
「基礎を全部理解してから次に進もう」
「この章を完全に理解してから次に進もう」
そんなことを考えていたら、基礎学習から抜け出せなくなって挫折しました。
「ここが理解できていないと、後々ついていけなくなるから…」
というような理由で、完全に理解しようとしていませんか?
完全に理解しようとして理解できないからやる気が無くなります。
やる気が無くなるから挫折するのです。
理解できていることに越したことはありませんが、
完全に理解できていなくても大丈夫です。
わからなくなったら、学習本を読み返したり、ググって調べればいいんです。
プログラミングの相手はコンピューターです。
調べている間、いつまででも待ってくれます。
例えば飲食店の接客マニュアルなどでは、
「えっと~」とマニュアルを読み返していると、
お客様は怒って帰ってしまうかもしれませんが、プログラミングは違います。
理解するのは60~70%くらいにしておいて、
わからなくなったら調べましょう。
基礎学習にこだわっている
現在、基礎学習されている方に質問です!
「基礎学習って楽しいですか?」
はい、つまらないですよね。
基礎を学習することは大切なのですが、基礎ってとんでもなくつまらないんです。
本当に最初の方は簡単なので、ポンポン進めて楽しいですが
何の脈略もない各項目…。
これって今後どういう時に使うの?
なんだか学校の勉強みたいですよね。
基礎ばかりにこだわって学習していると、つまらなすぎて挫折します。
前項でもお伝えしましたが、60~70%理解できたら次に進みましょう。
自分のレベルに合ってないことをしている
思い通りにいかなくて挫折する人にありがちです。
ロールプレイングゲームを思い出してみてください。
最初はみんなレベル1。
弱い敵を倒して経験を積み、レベルを上げていきます。
すごく強い敵が現れて負けてしまった…。
何度挑戦しても勝てないから、もうやめよう。
プログラミングでも、この状態になると挫折します。
ロールプレイングゲームで「逃げる」を選ぶ時のように、
理解できない、わからない時は後回しにしてください。
レベルが上がったら理解できる日が来ますよ。
コピペしていない
たまにドラマや映画などに出てくる天才プログラマー。
ものすごいスピードでコードをタイプしていって「カッコイイ!」と憧れますよね。
でも、あんなことできる人はほとんどいません。
メールだったら高速で打てるんですが、
プログラミングコードは無理です。
プログラミングはコピペが基本です。
私の場合は、エクセルに「よく使うコード」と「効果」をまとめておき、
使いたくなったら、検索して使うというような感じです。
コピペしない人は、タイプミスによるエラーが多いのではありませんか?
タイプミスによってエラーになればいいのですが、
思わぬ誤作動を引き起こしてしまい、解決できずに挫折することになります。
全て完成させてから初めて実行する人
何度もテスト実行するのがめんどうだから、
一気に完成させてからまとめてやろう…。
コレ、ダメです。
うまく動作すればいいのですが、エラーが出ると非常に面倒なことになります。
幸い、エラー内容やエラー箇所はわかるようになっているのですが、
まったく違う部分が関連している場合もあり、改善に苦労します。
しかも、エラーが出ずに誤作動した日には地獄です…。
プログラミングは、少しずつ書いて都度実行するのが基本です。
もしエラーが出たり、誤作動が起きたら、今書いた部分に原因があるので、改善しやすいです。
目標を決めていない
これから趣味を楽しもうとしている時は
今日こそタイを釣ろう
今日は50cmの大物を狙おう
今日こそ10匹以上釣って名誉挽回だ!
趣味の人
今日は3小節目を覚えよう
今日は間違えないように弾こう
今日は全体を復習しよう
をしている人
・・・
好きな趣味では「ああしたい」「こうしよう」と目標があるのに、プログラミングの目標が無い…。
過去の私もそうでした。
目標もやる気の一つです。
目標が無いと「やってもやらなくてもどっちでもいい」という状態になり、結局やらなくなってしまいます。
子供の頃、「テストで90点取れたらおもちゃを買ってあげよう!」
と言われて必死に頑張りませんでしたか?
達成できなくてもいいので、目標を一つ立てましょう。
何を目標にしたらいいのかわからない…。
では私から、目標を出します。
毎日プログラミングの本を読んでください。
1ページでいいです。毎日読みましょう。
人間は、1ページでいいと言われても、その気になると2ページ3ページ読めてしまうものです。
毎日行うことが大切です。がんばってください!
優先順位が低すぎる
一日の中で、プログラミングを学習する・実践する優先度はどの辺ですか?
挫折する人の多くはこのような感じではないでしょうか。
- 仕事・学校
- 交友
- 趣味
- SNS・ゲーム
- テレビ・娯楽
- プログラミング
優先順位はやる気とともに変動するものですが、これはかなりやる気が無くなっている証拠です。
これではプログラミングをする時間がほとんど取れず、ついにはやらなくなってしまいます。
少なくとも、2位か3位くらいまで上げましょう。
前項でお伝えしたように、目標を立てればおのずと優先順位は上がります。がんばりましょう。
挫折しないための考え方・行動
挫折するのは「つまらない」「理解できない」「うまく動作しない」などが原因で、「やる気がしなくなるから」ということをお伝えしました。
では、挫折しないためにはどうすればいいのでしょうか。
これまでも少し書きましたが、まとめも含めて網羅します。
- 完全に理解しようとせず、60~70%できたらOK(基礎はほどほどに)
- 自分のレベルを把握し、できないと思ったら後回しにする
- コピペで少しずつコードを書き、都度テスト実行する
- 目標を設定し、優先順位を上げながらやる気を保つ
最後に
プログラミングで挫折する人の特徴7選を紹介いたしました。
あてはまっている方は、すぐに考え方や行動を変えることをオススメします。
当ブログでは、プログラミングに関する情報を発信しています。
この記事が参考になったと思った方は、ぜひ他の記事も読んでいってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!