【この記事の対象者】
- プログラミングを始めたけれど、なかなか上達しない…
- 同じようなミスばかり繰り返してしまう…
- 覚えたように思えても、すぐ忘れて思い出せない…
【この記事を読んでわかること】
- プログラミングが上達しない原因がわかる
- プログラミング上達の秘訣を知ることができる
- プログラミング上達の心構えがわかる
プログラミング歴10年の私が、できるだけわかりやすく解説いたします。
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プログラミングが上達しない原因
プログラミングは奥が深く、習得するまでに時間がかかります。
しかしながら、正しい方法を知って実践すれば、スキルを伸ばすことができます。
まずはプログラミングが上達しない原因を見ていきましょう。
原因を理解することは、スキル向上の第一歩です。
以下のような原因がよく挙げられます。
- 目的が曖昧でモチベーションが続かない
- 実践不足でコードを書かない
- 学習の幅が広がりすぎる
1つ1つ解説いたします。
目的が曖昧でモチベーションが続かない
目的(ゴール)が曖昧だと、そこを目指すコースもぼやけてしまいます。
「○○のようなサイトが作りたい」や「○○を自動化したい」などの、最終目標を作りましょう。
あとは目標を達成するには何が必要かを確認してコース(言語やライブラリなど)を決め、ゴールに向かうだけです。
実践不足でコードを書かない
理論を学ぶことは大切ですが、実際にコードを書かないと理解が深まりません。
手を動かして学ぶことが重要です。
知識を得たら必ずコードを書くというクセをつけるようにしましょう。
「料理」や「スポーツ」も実践が大切です。
プログラミングも同じですので、理解しておきましょう。
学習の幅が広がりすぎる
一言にプログラミングと言っても、「サイト作成」から「データ分析」までさまざまな役割があります。
一度に多くのことを学ぼうとすると、どれも中途半端になってしまいがちです。
まずは目的に沿った部分を学習しましょう。
基礎から応用へ徐々に難易度を上げることで、理解が深まります。
効果的なプログラミングの上達方法5選
ここからは、実際にプログラミングのスキルを向上させるための具体的な方法を紹介します。
- 小さな目標を設定する
- 実践を繰り返す
- メモを活用する
- 他人のコードを読む
- 定期的に学習内容を振り返る
1つ1つ解説していきましょう。
小さな目標を設定する
初心者がいきなり大きなプログラムに挑戦するのはNGです。
なぜなら思うように実行できず、挫折してしまうからです。
挑戦すること自体は素晴らしいことなのですが、焦りは禁物です。
まずは小さな目標を立て、徐々に大きくすることをオススメします。
目標をクリアした達成感を数多く味わうことで、もっと頑張ろうとやる気が出て上達しやすくなります。
具体的な目標は、「毎日30分サイトを構築する」や「1日1個の簡単な例題を終わらせる」など、頑張れば達成できるものにしましょう。
「今月のアクセス数を1000回に増やす」や「コメントを10件もらう」など、自分ではコントロールできない目標を立ててしまうと、達成できなくて挫折します。
実践を繰り返す
前項でも少し触れましたが、実際に手を動かしてプログラムを作ってみることが大切です。
知識を得たら、実際にコードを書いてみましょう。
実践することで、より理解が深まるほか、スペルミスなど自分の欠点を見つけるきっかけにもなります。
作りながら学ぶ方法を下記記事にて解説しています。ご参考ください。
余裕があれば実践は1回だけではなく、何度か行うことをオススメします。
何度も繰り返すことで頭に刷り込まれていき、理解が深まります。
また、コードの一部分を変えるとどうなるのかも試してみてください。
エラーが出るのか、思わぬ不具合が出るのか、新たな発見があるかもしれません。
メモを活用する
プログラミングの上達には実践も大切なのですが、知識の積み重ねも大切です。
しかしながら、人間は忘れる生き物です。
忘れても問題無いように、メモを活用しましょう。
これまで得た知識をメモに溜めることによって、忘れた知識をいつでも引き出すことができます。
具体的には、紙のメモより、エクセルにメモする方法をオススメします。
シートは分けず、1シートに全て溜めていきます。
コードを書いたら、その上か下に、何のメモなのか(タイトル)を書きます。
これで検索にひっかかるようになり、引き出しやすくなります。
他人のコードを読む
他のプログラマーが書いたコードを見ると、新しい書き方やアイデアを学べます。
例えば、画面に「Hello, World!」と表示させるコードも、1種類だけではありません。
色んな人のコードを読むことで、今まで知らなかった新たな発見があるかもしれません。
長々と書かれたコードを見ると、理解できずに落ち込む可能性があるため避けた方がいいです。
「Python ダイアログ」など、ピンポイントで検索し、出てきた記事を読みましょう。
短くわかりやすく書かれていることが多くオススメです。
定期的に学習内容を振り返る
プログラミングの上達には、定期的な復習が不可欠です。
過去に作成したプログラムを見直したり、学んだ概念を再度整理してみると、新たな気づきが得られることがあります。
また、書き溜めしたメモを読み返すことで、自分が歩んだ軌跡をたどることができます。
復習の意味もありますが、成長を実感することもでき、モチベーションを保てます。
プログラミング上達のための心構え
スキル向上には時間と努力が必要ですが、以下のポイントを心がけると効果的です。
- 継続することの重要性
- 失敗を恐れずに挑戦する姿勢
- 自己分析と改善の繰り返し
継続することの重要性
「継続は力なり」という言葉があるように、物事は続けることで大きな力を発揮するものです。
少しずつでも毎日コードを書くことで、着実に成長できます。
休むことも大切ですが、長く休んでしまうとその分以上に上達が遅れます。
自分のスケジュールと相談しながら、無理なく継続して、上達を目指してください。
失敗を恐れずに挑戦する姿勢
エラーやバグに遭遇することは、プログラミングにとって日常です。
問題を解決する過程で学びが増え、今後の実践に役立ちます。
初めて得た知識は、エラーを恐れずいろいろ試してみてください。
その試行錯誤も上達への近道になります。
自己分析と改善の繰り返し
自分の成長を振り返り、改善点を見つけることで効率的に上達できます。
「もっとコードを短くすることはできないか」「もう少し速く処理することはできないか」など、改善を繰り返すことが大切です。
最後に
プログラミング上達の秘訣と心構えをおさらいしましょう。
- 小さな目標を立てて、実践を繰り返す
- 得た知識をメモに書き溜める
- 他人のコードを読むことで、別の書き方を学ぶ
- 定期的に復習し、成長を実感する
- 継続は力!失敗を恐れず挑戦し、改善する
プログラミングの上達には時間と努力が必要ですが、正しい方法で学び続けることで必ず成果が出ます。
この記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。
今日からできることから始めて、あなたも着実にスキルを向上させていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!