プログラミングを始めたけれど、内容が全然理解できない…。
自分には向いていないのかな?
なるほど…。
そのような悩みを抱えている人は意外と多いんです。
この記事では、プログラミングが理解できないと感じる原因と、
その対処法について詳しく解説します。
プログラミング歴10年の私が、できるだけわかりやすく解説いたします。
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プログラミングが理解できなくて悩んでいる方へ
本を読んでも、学習サイトのレッスンを受けても、コードの意味が頭に入らず挫折しそうになっていませんか?
プログラミングが難しいと感じるのは決してあなた一人ではありません。
冒頭の会話のように、私自身も経験し、挫折した人間の一人です。
ではなぜこのような事態に陥ってしまうのでしょうか?
実はプログラミングが理解できないのには原因があるのです。
次項で詳しく解説していきます。
プログラミングが理解できない原因とは?
主な原因を3つ紹介いたします。
- 基礎知識が不十分
- 実践が不十分
- 難易度が高すぎる
1つ1つ見ていきましょう。
基礎知識が不十分
プログラミングには、変数・関数・ループ・条件分岐など、基本的な概念があります。
これらを理解せずに進むと、より高度な内容でつまずきがちです。
なぜなら、プログラムの中に必ずと言っていいほど、こういった基礎知識が登場するからです。
例えば、「変数」はほぼ100%登場します。なのに「変数とは何か?」という疑問が解消されていないと、コードを読んでも理解できない場面が出てきてしまうのです。
実践が不十分
PCを起動するのがめんどうだから…という理由で実践をおろそかにしていませんか?
理論ばかり学んで実際にコードを書かなと、理解を妨げることがあります。
プログラミングは実際にコードを書いて初めて「行った」と言えます。
「車の運転」や「料理」などと同じですね。
実践することで初めてわかることもありますので、得た知識は必ず実践して試しましょう。
難易度が高すぎる
プログラミングを始めて、いきなり難しいことに挑戦しようとしていませんか?
挑戦すること自体はすばらしいことなのですが、ちょっと待ってください。
プログラミングを始めたばかりの初心者が難しいことに挑戦すると理解できずに挫折します。
冒険を始めたばかりの勇者が、いきなりラスボスと戦えないのと同じなのです。
理解を深めるための具体的な対策5選
ここからは、理解を深めるための方法を見ていきましょう。
全体的なものも含めて5つ紹介いたします。
- 基礎を振り返る
- 簡単なプログラムを作ってみる
- 実践を数多くこなす
- 得た知識をメモする
- 他の人のコードを見る
1つ1つ見ていきましょう。
基礎を振り返る
プログラミングを理解するためには、基礎を理解することが大切です。
とはいえ、「配列」や「条件分岐」など、掘り下げると非常に複雑な基礎も存在します。
無理に全て理解しようとせず、理解できるところまでにとどめて、先に進むか、別のセクションに移行しましょう。
わからなくなったら、再び基礎を振り返りましょう。
この「基礎」→「実践」→「基礎」→「実践」の繰り返しが、理解を深める近道です。
簡単なプログラムを作ってみる
理解を深めるには、小さなプログラムを実際に作ってみるのが効果的です。
例えば、簡単な計算機アプリやTo-Doリストを作るといったプロジェクトに挑戦することで、実践的なスキルを身につけることができます。
難しいと感じたら無理に続けようとせず、別のプロジェクトに移行しましょう。
プログラミングレベルが上がったら、理解できる日が来ます。
実践を数多くこなす
「簡単なプログラムを作成」してみることで、プログラミングへの理解が深まるとお伝えしましたが、この「実践」を繰り返すことでさらに理解が深まります。
何でもそうですが、「最初は質より量」という言葉があります。
数多くの実践をこなすことで、プログラミングに慣れ、ある日突然「そういうことか!」と理解できる場合もあります。
得た知識をメモする
せっかく苦労して得た知識でも、忘れてしまっては何の意味もありません。
しかしながら、人間は「忘れる」生き物です。
忘れても問題無いように、得た知識をメモしておきましょう。
メモを溜めておき、定期的に見返すことも大切です。
復習の意味もありますが、成長と軌跡を振り返ることができ、モチベーションを保てます。
他の人のコードを見る
他の人のコードを見ることで、表現方法が違ったり、わかりやすくスッキリしたコードを書いていたりと、新たな発見ができる場合があります。
例えば自分が、「Pythonでフォルダを作成する方法」を学習したのであれば、「Python フォルダ作成」でググってみましょう。
新たな発見が良い刺激になりますよ。
モチベーションを保つためのコツ
- 小さな成功体験を積み重ねる
- プログラミング学習仲間を見つける
- 全部覚えようとしない
小さな成功体験を積み重ねる
初めから大きな挑戦をすると、達成できないと感じることが多くなります。
まずは「Hello, World!」と表示させることから始め、少しずつレベルを上げていきましょう。
小さな成功を感じることで、達成感が生まれ、モチベーションを保ちやすくなります。
プログラミング学習仲間を見つける
独学で学ぶと孤独になりがちです。
オンラインフォーラムやSNSを活用して、同じように学習している仲間を見つけましょう。
質問や相談をし合える仲間がいることで、モチベーションも保ちやすくなります。
全部覚えようとしない
学習内容やコードを全部完璧に覚えようとすると、理解できずに挫折します。
「ループさせる時はfor文を使う」など、重要な部分だけ覚えておき、あとはメモやGoogle検索を活用しましょう。
下記記事にて、プログラミングの楽しさを紹介しております。ご参考ください。
よくある質問(FAQ)
- 「どれくらいの期間でプログラミングを理解できるようになりますか?」
- 「理解しやすい学習教材はありますか?」
- 「どうしても理解できないところがあるのですが、どうしたらいいですか?」
「どれくらいの期間でプログラミングを理解できるようになりますか?」
プログラミング学習過程修了までは、平均で「200~300時間」と言われています。
1日平均1~2時間学習したとして、約半年ほどかかる計算になります。
もちろん、個人差がありますし、言語や目的によっても異なります。
半年かかっても理解できないからダメと思わず、自分のペースで焦らず取り組むことが大切です。
「理解しやすい学習教材はありますか?」
学習サイトは比較的わかりやすく設計されている傾向にあります。
しかしながら、サイトやレッスンによって違うため、いろいろ試してみるしか方法はありません。
下記記事にてオススメの学習サイトを紹介しております。
また、自分との相性もありますので、無料でできるところから試していってください。
自分に合った学習教材が見つかることを願っています。
「どうしても理解できないところがあるのですが、どうしたらいいですか?」
わからないものはわからないと割り切って、一旦スルーするというのも一つの手です。
理解できないのは、「あなたのレベル」と「挑戦しようとしていること」が合っていないのかもしれません。
ひとまず後回しにしましょう。
別の挑戦している間にレベルが上がり、理解できる日が来ます。
最後に:理解できないと感じることは当たり前
プログラミングが理解できないと感じる原因と対処法をおさらいしてみましょう。
- プログラミングが理解できないと感じるのは、基礎と実践が不十分
- 初心者の頃は難しいことに挑戦しようとせず、簡単な実践を積み重ねる
- 得た知識をメモし、定期的に振り返る
- 自分に合った教材を見つけるため、無料のものから試す
- どうしても理解できない場合は、一旦スルーする
プログラミングは最初から理解できるものではありません。
私も含め、多くの人が同じ壁にぶつかり、挫折を経験しています。
この記事で紹介した対策を実践することで、少しずつ理解が進むはずです。
「理解できない」と感じた時こそ、基礎に立ち返り、小さな成功を積み重ねましょう。
諦めずに続けることで、必ず理解できる日が来るはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。がんばってください!